2017/12/3-4

シド・マリークラーク 2days workshop – Our Dream, Our story – わたし達の夢、ストーリー

真のクリエイティビティに触れる2DAYSワークショップ

Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi

 

’Our Dream, Our story’  「わたし達の夢、ストーリー」
‘CREATIVE BEING, BEING CREATIVE’です。

 

クリエイティブになること、クリエイティブであること、
あなたにとってそれはどのようなことなのでしょう?

 

あなたのストーリーを、夢を、アートメイキングを通して、再発見してみましょう。

 

日時 2017/12/3(日) 10:30-18:00 12/4 (月)10:00-17:50
参加費 <1日>早割(11月5日までお申し込み&お支払い完了の方)19,900円 通常料金 22,000円

<2日>早割(11月5日までお申し込み&お支払い完了の方)38,000円 通常料金 42,000円
すべて、通訳代・消費税込み *材料費込

参加条件 どなたでもご参加いただけます。最近、絵を描いていないという方でも是非ご参加ください。
会場 IID世田谷ものづくり学校 2F スタジオ
交通 〒154-0001 東京都世田谷区池尻 2-4-5
https://setagaya-school.net/aboutiid/access
バス停「自衛隊中央病院入口」下車 徒歩約5分

渋谷駅バスターミナル東急バス乗り場番号(西口)

  • 43番 ▶ 渋谷→下馬1丁目循環(渋31系統)
  • 44番 ▶ 渋谷→野沢龍雲寺循環(渋32系統)
  • 42番 ▶ 渋谷→多摩川駅・都立大学北口循環(渋33系統)
  • 42番 ▶ 渋谷→三宿経由、都立大学駅北口・東京医療センター行き

東急田園都市線・池尻大橋駅から徒歩約10分、三軒茶屋駅から約15分。

持ち物
服装
  • ぞうきん(絵の具でよごれても良いタオル)
  • こちらで画材をご用意致しますが、筆やハケをお持ち方はご持参下さい。
  • ダイナミックに絵を表現いただきますので、大きな筆もお勧めです。
  • 絵の具でよごれもかまわない服装をご用意ください。
お申込み

終了しました

 

クリエイティビティーとは、私達人間のスピリットに宿る、純粋なエッセンスです。
私達の「自然体/naturalness」、「状況に対しての反応/Responsiveness」、「聡明さ/luminosity 」が
クリエイティブなプロセスを通して、姿を現します。

瞑想とは、私達の中心(コア)と再度繋がる事とも言えますし、それはインナースペースと光です。
私達のクリエイティブスピリットが瞑想の空間を通って溢れ出た時、
「表現/Expression」は私たち自身そして、周りの多くの人々にも深い変容をうながす事が出来るのです。

今回のワークショップは、スピリットが溢れ出てくるようなクリエイティビティへの冒険です。
ペインティング(絵画)、瞑想と遊び心を通して、「ポエティックな人生のビジョン」とのリコネクトを体験していきましょう。

資格や経験は問いません。どなたでもお気軽にご参加下さい。

 

Creativity is an essential part of the human spirit giving expression to our soul.

Our naturalness, responsiveness and luminosity find expression through our creative process.

Meditation can be described as reconnecting with our core , its inner space and light.

When our creative spirit flows out from this meditative space, the expression can be deeply transforming both for ourselves and others.

This one day workshop is an exploration into creativity as an overflow of spirit.

We will be working with painting, meditation and playfulness to reconnect with this poetic vision of life.

 

001 002

003 004

005 006

Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi

 

Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi

 
 

ワークショップの内容

  • 瞑想。アート:言葉のない内側へのコミュニケーション。
  • テーマに沿って、グループでまたは個人でアクリル絵具で心の思うままに絵を描きます。
  • 絵を楽しむ為のテクニックのアドバイス。
  • 瞑想的な意識から絵を描く事を通して、自分の内側と外側への自覚の探求。
  • 絵を描く事を通して、人生に置けるリスクとクリエイティビティへのバランスを確認。
  • 絵を描くことを通して、自分自身の無意識にあるブロックを開き認識することによって開放をうながします。
  • 参加した方の、個性をシェアすることにより、それぞれの才能を再確認できる視点をまなびます。
  • 自身の、オリジナリティ、エッセンスを享受し表現する。

シンプルな瞑想から始まります。
まずは自分の中の静寂なスペースをつくる所から始まります。
(シドがホールドするワークショップでは自然にそうなっていきます。)

 

そしてそのハートのスペースに対して絵を描いていく。
アートという制限のない世界に対して、目の前の紙という制限、時間という制限、色という制限を与えていく事で、
私たちは「作品」というものを生み出していくのです。

そのプロセスは、まさに人生のプロセスのうつし鏡となって
わたし達にかけがえのないものを静寂と動きのバランスをもって教えてくれます。

夢中になって絵を描いている時間で、自然に自分自身のハートのコアにあるあなたの「エッセンシャル」な領域にたどりつく体験です。

 

そのコアな部分に触れる事が、あなたの「オリジナリティー」や「エッセンス」に改めて出会うことになるのです。

そうすると自発的に自分自身のボーダーラインやクリエイティビティーを発見し、創造性が自然と沸き上がってきます。

シドが提供するこの時間は、個人的にも時代的にも大きなプロセスのうねりにいる私たちに、
真の意味でのナチュラルな創造性を体験させてくれ、自らの人生の舵をナチュラルにとる為の大きなヒントとなるはずです。

 

シド・マリークラークのワークショップを体験してくださった方々多くの方は言葉を失います。
その後言葉にできないハートの中でのセンセーションが溢れ出てくるのです。
そして自らが自発的にプロセスする事を促すのです。
シンプルであることがどれだけダイナミックなことか、をシドは教えてくれます。

 

To you all in Sidd Murray-Clark Workshop
シド・マリークラーク ワークショップへご参加の皆さんへ

For most people, first timers or old timers, trepidation and fear are part of first coming into a workshop.

Fear can be such a force – after all our survival depends on it.

However if we look deeper into that force which engages all of our energy,

you may notice that this energy has or can have another quality.

It’s as if thrill and fear are very close to each other, excitement and risk go hand in hand.

Most of the time we don’t get to taste this intensity,

but in my experience it is the momentum of our human longing to rise up, to feel the joy and the creative pulse of life.

 

私のワークショップに参加してくださるほとんどの方々 -初めてワークショップに参加した方々
またはこれまですでにご参加いただいた方々-にとって、
「不安」や「怖れ」は、このワークショップでまず体験することの一部です。
「怖れ」は多大な力(フォース)になり得ます、それは、私たちが生きること-サバイバルが、
すべてその多大な力に依存しているからです。
しかし、私たちが有する全てのエネルギーと関わるその力(フォース)をより深く見ていった時、
この「怖れ」からくるエネルギーは、別の異なる質をすでに持っている、もしくは、
持っている可能性があることを、私たちは理解することができます。
それはまるで、ゾクゾクするような興奮と怖れが互いに似通っているものであるかのように、
興奮とリスクは連動しています。日常を過ごす時間の中で、この激しい感覚を味わう機会は
数少ないことでしょう。しかし私が自分の経験を通して思うことは、我々人間が起き上がること
そして、生きることの喜びと人生への創造的な鼓動を感じたい、という願望であるということです。

 

012

As we were exploring in the Nagoya workshops, opposites look for balance.
And so in the newness and excitement, self-doubt will also be there like a shadow.
In such moments of self-consciousness we are comparing ourselves to others
– how else can we feel self-doubt?

 

前回名古屋のワークショップでは、相対するものの中にバランスを見出す探求をしました。
そして、新しい発見と興奮の中に、自分自身への疑いが、まるで影のように、
そこにあったことを感じた人もいるでしょう。そのような自分自身に気づいている瞬間の中で、
私たちは自分と他の誰かを比べることをしていますが、
一体これ以外のどのような方法で私たちは「自身を疑う」ということができるのでしょうか?

 

Thank you all so much for sharing this in your feed back in such a genuine
and honest manner. Everyone was feeling this as part of the process
but so ready not to get stuck in it. Workshops and groups often crystallize
how we think we are, sometimes bringing out a feeling of isolation as well as togetherness.
But it is nearly always our personalities rather than our beings.

 

皆さんが寄せてくださった感想のシェアリングへ、そしてとても純粋かつ正直な想いを
伝えてくださったことへ、心から感謝します。全ての人が、プロセスの一部として、先ほど書いた、
自身を疑う-他者と比較する感覚を感じていましたね。そして、その感覚に捕われすぎない
準備がそれぞれにあったと感じます。今回のような、ワークショップやグループで何かを行う時、
私たちが自身をどのように考えているのかが結晶化されることが、しばしば起きます。
そして時に、孤独感とともに一体感ももたらします。しかしそれらは、私たちそれぞれの
「存在そのもの」から起こるというよりもむしろそれは、それぞれの人格からやってきます。

 

013
Self-consciousness can freeze us. And in the intimacy of a group there is the possibility
to melt this feeling and to feel trust a little more. We compare ourselves to others only when
we are not in touch with our own nature. As we begin to remember this naturalness again,
even if only occasionally, we can then feel the balance between being true to ourselves and also
connecting to the group, to knowing our boundaries and the boundless!

 

自意識は時に私たちを凍りつかせます。そして、グループの中に起きる親密さは、
この凍り付いた感覚を溶かし、あとほんの少しだけ信頼することへの可能性をもたらします。
私たちそれぞれが持つ本来の自然な質と共に居ない時、自分を他の誰かと比較する
ということをします。その本来の自然な質を思い出しはじめると、本来の自分であることと
グループに繋がる・属することの間に、また、自分自身の境界を知ることと
実はそのような境界などが無いことの間に、バランスを私たちは感じ始めます!

 

014
Everyone expresses themselves very differently, from the large and grand to
the lightest breeze or whisper. Being true to your way is such a relief!
Because you become natural and effortless, joyful and playful again!
There is no need to push it, rather relax into it and it starts to happen.
It was so wonderful to see you all make this switch.

 

皆さんそれぞれが、時に大きく壮大であったり、または時に軽やかなそよ風やささやきの
ようでありながら、自身を異なる形で表現します。自分にとって真実の表現方法を
選択することは、安心感をもたらします!なぜなら、あなたが再び、自然に、努力なしに、
楽しんで、遊び心満載でいられるからです!そうであるために自分自身をプッシュする
必要などなく、むしろリラックスしていれば、それは次第に起き始めます。
ご一緒した皆さん全員が、そのスイッチを持っていることが、とても素晴しかったです。

 

015

Yes its true, painting and self expression is a mirror. I call it a liquid mirror
because it is always changing, and so it is actually reflecting the process
which is more real than getting too caught up with our personality.
The ego always wants to get in there with its self-importance or self-doubt,
but in the whirl of expression and painting there are moments when we can be free of this old pattern.
When we can simply be in the truth of what is happening, not judging it or ourselves.
Remembering this takes trust, and trust takes a little time.

 

皆さんが感じている通り、ペインティングと自己表現は、鏡です。私は、このことを
「a liquid mirror (液体鏡)」と呼んでいます、なぜなら、それは、いつも変化するからであり、
実際に私たちが人格にとらわれすぎている時よりもはるかリアルに、私たちそれぞれの
プロセスを反射して見せてくれるからです。私たちのエゴは、常に、自己重要感や自信喪失へと
辿り着きたがりますが、私たちがその古いパターンから自由に放たれる瞬間が、
自己表現とペインティングの回転の中に居る時にやってきます。
それはまた、シンプルに自分に起きていることの真実の中に在る時、
ジャッジをせず、私たち自身で在る時にやってきます。
このことを覚えておくには、信頼が必要であり、その信頼することには少し時間が必要です。

 

Sidd Murray-Clark
シド・マリークラーク

(対訳 持田直子)

 

 

 

Sidd Murray-Clark (シド・マリークラーク) Profile

Sidd Murray-Clark (シド・マリークラーク)
Photo © Satoko Noguchi

 

<アートの紹介>
シドのアートは、自然と自己の内なる自然、その両者の関係の探求にあります。
様々な媒体を使うことで、材料が絵のテーマやヴィジョンを上手く表現できる助けとします。
彼にとってのクリエイティブなプロセスとは、探求と蒸留と言えます。
このプロセスを通して、アイデアやイメージの本質を追及し、その真髄を表現することができます。
シドの作品の中には、本質に至ることを目的とした削除を試みるために、抽象的な形に働きかけることがあります。
このプロセスと自己の瞑想との間に、たくさんの類似点を彼は発見しています。

 

<プロフィール>
シドはスコットランドにあるエジンバラで生まれました。
幼少期をシンガポールで過ごし、その後、教育のためにイギリスに戻りました。
彼は舞台芸術デザインを学び、ロンドンのセントラルスクールオブアートで学位を受け、その後、ロンドン大学芸術学部の研究科を修了しました。

 

<アーティストとしてのキャリア>
ヨーロッパ、アメリカ、インド、アジアにおける個展
企業や個人からの作品のコミッション

 

<デザイナーとしてのキャリア>
現代バレエと、クラシックバレーのプロダクションに参加 ヨーロッパ、インド)
ランドスケープデザインとガーデンデザイン (インド、アメリカ)
グラフィックデザインとイラストデザイン(アメリカ、イギリスの出版物)

 

<講師経歴>
セントラルスクールオブアートの講師
アメリカ、ヨーロッパ、日本においてペインティングワークショップ開催

 

http://www.siddart.com